text & photo:RMM
鉄道模型雑誌「RM MODELS」316号の付録シリーズ「映える背景紙」に待望の雪景色バージョンが登場しました!普通に模型やお気に入りのおもちゃを置いて撮っても良いですが、誰でもできるちょっとした工夫でさらに躍動感あふれる写真が撮れるようになります!
今回はそんな「動いて見える」撮影テクニックを雪の背景紙を使ってご紹介します。ちなみにこの記事で取り扱っている写真は全てスマートフォン(iPhone)で撮影されたものとなっています。
■背景紙をセッティングしてみよう!
まずは背景紙をセッティング。写真では鉄道模型用のケースに立て掛けていますが、ここはブックスタンドや壁に直接立て掛けるでもOK!この雪の背景紙の場合のコツとしてはしっかり折り目を入れるよりも、湾曲させて軽く折り曲げるくらいの方が、境界線が目立たずに綺麗に背景が写ります。
■スマホのカメラを構える!
▲台座や三脚、自撮り棒などがあればいいが、なければ箱などでスマホを立て掛けることができればOK!
背景紙がセッティングできたらそのまま被写体を置いて撮影!…でもいいですが、ここではもう一工夫としてまずはスマホを固定してみましょう。スマホ用三脚等、固定できる器具があればそれを使うことをオススメしますが、ない場合は小さめの箱に立て掛けるのでも代用できます。
■「雪煙」を再現してみる!
▲綿は「平行に動かす」ことを意識すれば綺麗に決まる。
スマホを固定できたら今度は雪煙を表現する「綿」を用意します。今回使うのは100均で購入した綿。ちょうど11月〜12月頃であれば、クリスマスシーズンということもあり、ツリー用の綿が100均で手軽に手に入れることができます。そこから綿を手で動かしながら「連写で」撮影してみると…?
▲コツとして「連写をすること」「ちょっとだけズームをする」と安定した画にすることができる。
このように雪煙を上げながら疾走する写真を撮ることができます!綿だけが動くことで、流れる背景に煙がちゃんと「追従」しており、一層スピード感を感じさせることができます。
■流し撮りではない面は遠景にも!
今回の背景紙は両面印刷構成となっており、流し撮りの面をひっくり返すと「止まっている」雪景色の風景となっています。もちろん線路や道路も印刷されているので鉄道車両や自動車を置いてもいいですが、遠景を活用すればお気に入りの模型・フィギュア・おもちゃが雪に佇む光景を写真に収めることができます!
雪景色に溶け込ませるモノはアナタの自由です!ぜひ好きなものを置いて撮ってみてくださいね!