三菱商事と近畿車輛は、エジプト運輸省のトンネル公団より、カイロ地下鉄4号線第一期向けの鉄道車両、184両の納入を受注するとともに、車両のイメージを公開した。詳細は以下のとおり。
〈プレスリリースより〉
◎カイロ地下鉄4号線について
カイロ中心部から大カイロ都市圏の南西部に位置するピラミッド を結ぶ新路線。首都カイロでは、都市化の進展による急激な人口増加や自動車台数の増加に伴い、公共交通機関の整備が急務となっており、同プロジェクトが大カイロ都市圏の交通渋滞緩和に大きく貢献することが期待されている。また、観光大国エジプトにおいて観光路線としても大きく注目されている。
〈プレスリリースより〉
◎供給する車両について
近畿車輛が主に日本製の機器類を採用して製造するもので、2025年から2028年にかけて 順次納入を予定。なお、三菱商事と近畿車輌は、エジプトにおいて過去50年以上に亘り約 1,600両の鉄道車両の納入実績がある。