東武鉄道は、2021年度の設備投資計画を発表した。2021年度の設備投資は総額241億円の予定。レイル・ファンに興味深いと思われる内容をピックアップしてお伝えする。
■車両の新造・改造
(東武鉄道プレスリリースより)
・500系車両「リバティ」を6編成新造
・20000系車両のリニューアルを3編成に実施
・有楽町線・副都心線直通車両(50000系)2編成に車内ビジョンを設置
(東武鉄道プレスリリースより)
■SL列車
(東武鉄道プレスリリースより)
・SL2機体制による毎日運行を実施
・SL大樹「ふたら」による東武日光駅への定期運行
・SL3機目(C11 123)の運行開始の準備
■鉄道の立体化推進
・スカイツリーライン(伊勢崎線)竹ノ塚駅付近高架化…西新井~谷塚間で、連続立体交差化工事施工中。2021年度は、上下緩行線高架橋および駅舎工事を推進し、2ヶ所の踏切廃止、竹ノ塚駅の高架化を目指す。
(東武鉄道プレスリリースより)
・アーバンパークライン(野田線)清水公園~梅郷間高架化…連続立体交差化工事施工中。2021年度は、既高架化部の地平設備撤去を進めるとともに、野田市駅の2023年度中の新駅舎供用開始および2面4線化を目指す。
(東武鉄道プレスリリースより)
・とうきょうスカイツリー駅付近高架化…スカイツリーライン(伊勢崎線)とうきょうスカイツリー~曳舟間で連続立体交差化工事施工中。2024年度の完成を目指し、2021年度は上り線高架橋工事を推進する。
・春日部駅付近高架化…スカイツリーライン(伊勢崎線)・アーバンパークライン(野田線)春日部駅付近(一ノ割~北春日部間、八木崎~藤の牛島間)で連続立体交差化工事施工中。2021年度は春日部駅東側において仮線工事に向けた準備工事を進める。
■ホームドアの設置
・2021年度は竹ノ塚、獨協大学前、越谷の3駅に設置完了予定。
・小菅、五反野、梅島、西新井、谷塚、草加、新田、蒲生の8駅について、設置に向けた調査、設計を推進。
(東武鉄道プレスリリースより)
■駅施設の改良
・駅舎の橋上化…アーバンパークライン(野田線)七里駅は2023年度の完成を目指し、2021年度は仮駅舎設置工事を実施。
(東武鉄道プレスリリースより)
・スカイツリーライン(伊勢崎線)五反野、日光線南栗橋で駅舎リニューアルを実施。