東武鉄道では、2021年5月25日に浅草駅が開業90周年を迎えることを記念し、記念乗車券を発売するとともに、隅田川橋梁を特別にライトアップする計画を発表した。
浅草駅は、東京都心の玄関口として1931年に「浅草雷門駅」の名称で開業。当時の浅草は、日本有数の繁華街として発展を遂げ、上野と並ぶ交通の要衝であり、そこに東武線が乗り入れる形で駅舎と隅田川橋梁を建設された。
「繁華街浅草の象徴となりうるような立派な駅ビルを建設する」という信念の下、当時の東京新名所ともいうべき画期的なターミナルビルとして誕生した。
◎浅草駅開業90周年記念乗車券
この度発売されることになった記念乗車券は、開業当時の浅草駅付近の写真を盛り込んだ台紙に、当時の乗車券のレプリカが2枚セットになったもので、販売は東武各線の55駅で行われる。
■発売期間
2021年5月25日(火)~6月24日(木)
※売り切れ次第終了。
※発売開始時間は各発売箇所の営業開始時間に準じる。
■価格
1,000円(1セット・税込)
◎隅田川橋梁特別色「90th 感謝」ライトアップ
5月17日から31日の期間には、毎日19時から0時45分のあいだ、東武スカイツリーライン隅田川橋梁が「90th感謝ライトアップ」で彩られる。
「90th感謝」と名付けた青を基調としたライトアップで、青は隅田川をイメージしており、東武線が隅田川を渡って都心に乗り入れることが念願であったことに由来しているという。
■場所
東武スカイツリーライン 隅田川橋梁(浅草~とうきょうスカイツリー間)
■日時
2021年5月17日(月)~31日(月)
19:00~0:45(終列車以降)