3月31日をもって鉄道事業を終了した秋田臨海鉄道では、構内見学会を兼ねた運転体験会を開催すると発表した。
運転体験の対象となるのは、2016年12月に JR北海道から秋田臨海鉄道に転籍後、ここ秋田の地で活躍し、最終日の列車運行の大役も果たしたDE10 1251。1981年製の元DE15 2526で、ラッセル機関車として活躍する一方、釧網線の貨物列車や「冬の湿原号」を牽引していた。独特な横向きの運転台内には国鉄を示す「JNR」マークも残り、今回の企画のためだけに元機関士を招聘して開催される。
なお、諸般の事情により参加者は秋田県在住の方限定で、また今回が最初で最後の開催となる。参加者限定の部品等オークションも併せて行われる予定。
’20.10.18 奥羽本線(貨物支線) 秋田港 P:阿部裕二
(今日の一枚より)
■開催日
2021年5月1日(土)・2日(日)
■募集人数
中学生以上で、2日間延べ28名(1時間毎に2名単位で開催)
※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、秋田県在住の方限定
■参加料金
25,000円(税込)
(機関庫等見学・記念DVD・運転体験証明書・車票等の資料付:小学生以下1名限り同行無料)
■募集締切
2021年4月18日(日)まで