秋田内陸縦貫鉄道は、AN-2001号車を改修した「秋田縄文号(あきたじょうもんごう)」のデビューを発表した。
▲画像すべて:秋田内陸縦貫鉄道WEBサイトより
■車両の特徴
●外観について
「秋田縄文号」は、秋田内陸線沿線に点在する縄文遺跡群をイメージしたコンセプトで装飾し、外観は土器をイメージした重厚感のある濃い茶色を基調とし、下部に縄文風のラインをあしらったものとなっている。
●車内
車内には随所に沿線で出土した縄文土器や土偶・岩偶を仙北市在住で絵手紙などの作品を書いている鈴木一枝氏の手によるイラストを配して紹介している。また、今回の改修に合わせてテーブルなどもリニューアルした。
■お披露目会
阿仁合駅において関係者のみで行われ、その後阿仁合~比立内間を往復。
●お披露目会
・開催日時
2021年2月11日(木・祝)
・出発式
阿仁合駅ホーム14:00~
・試乗会
阿仁合・比立内間往復14:07頃~14:40頃
■運行開始
・一般客の乗車機会は、2月13日(土)となる予定。
・2月13日(土)に限り、「秋田縄文号」の車両を急行「もりよし」号と同じ停車駅、同じ時刻で、快速列車として運行。
・当日は予約なしで、乗車区間の運賃のみで乗車が可能(急行料金は不要)。
・なお、当日は昨年リニューアルデビューした観光列車「笑EMI」との2両編成で運行する予定。
●2021年2月13日「秋田縄文号」運行時刻
※急行の停車駅・時刻で急行料金不要の快速列車として運行
・阿仁合9:15→角館10:23
・角館11:05→鷹巣13:07
・鷹巣14:38→角館16:35
また、3月以降も毎月第2土曜日を、「秋田縄文号」と「笑EMI」を連結運行する予定。
■秋田縄文号で行く日帰りツアー(角館発着)
秋田縄文号で行く日帰りツアーを設定。世界遺産登録をめざす「北海道・北東北の縄文遺跡群」のひとつ、伊勢堂岱(いせどうたい)遺跡縄文館の見学のほか、伊勢堂岱温泉縄文の湯での食事などがセットになったツアーとなっている。
●出発日
2021年2月19日
2021年2月23日
●発売価格
1名3,500円
●募集定員
先着15名