185系

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九州新幹線(武雄温泉・長崎間)列車名称と導入車両が発表

2020.10.28

 JR九州では、九州新幹線(武雄温泉・長崎間)の開業に向けて、新幹線の列車名及び導入する車両の概要を発表した。

■新幹線の列車名

 「かもめ」

 特急「かもめ」は、1961 年から、長崎行きの特急列車として運行を開始し、現在まで約 60 年もの間親しまれてきた列車名。九州新幹線として、さらなる飛躍をへの期待を込めて「かもめ」とした。

■車両形式
 N700S

■編成両数
 6両
※JR東海が営業投入しているN700S16両編成を6両編成に短編成化したものとなる。

■N700Sの主な特徴

●安全性・安定性の向上
・ATCとブレーキシステムを改良し、地震時のブレーキ距離を短縮

●異常時対応力の強化
・バッテリ自走システムを搭載し、長時間停電時においても自力走行が可能。
・車内におけるセキュリティ強化を図っており、防犯カメラを従来の客室入口やデッキ部に加え、客室の天井にも設置。
・緊急時乗務員と通話できる装置を、客室内の分かり易い場所に設置し、異常時の即応体制を強化。
・自然災害等で長時間停電した場合でも一部トイレの使用が可能。

●快適性・利便性の向上
・モバイル用コンセントを全座席に設置し、利便性を向上。
・多目的室・多機能トイレ等のバリアフリー対応設備を設置。

●ランニングコストの低減
・走行抵抗を低減した先頭形状(デュアル スプリーム ウィング形)の採用や次世代半導体「SiC素子」の駆動システムの採用により、消費電力を削減。
・パンタグラフやブレーキ装置の摩耗部品を長寿命化し、交換周期を延伸することで、検修作業の省力化を実現。

■外装イメージ

(JR九州プレスリリースより)

■内装イメージ

(JR九州プレスリリースより)

(JR九州プレスリリースより)

🔶詳しくはこちら
🔶JR九州ウェブサイト

▲現在、在来線の特急「かもめ」の運用にも入る885系

13.3.9 長崎本線 多良~肥前大浦 P:矢野鉄男
『「お立ち台通信」 長崎本線/多良-肥前大浦』もチェック!

 

 

 

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