三陸鉄道リアス線では線路の路盤流出や土砂の流入、のり面崩落などの被害が77カ所発生した。この影響によりリアス線全長163kmのうち、7割に相当する113.7kmが現在不通となっている。
特に、2019年3月に東日本大震災から8年ぶりに運行を再開した釜石~宮古駅間(旧JR山田線)にある織笠~岩手船越駅間では、路盤ごと流失し、レールと枕木が宙づりとなっている所がある。復旧の目途(めど)はたっていないが、2020年3月には会社は復旧させたいと考えている。
また、不通区間については、現在代行バスを運行し被災した地域を支えているが、全線の復旧とそれまでの代行バスの運行等には多大な費用を要することが見込まれている。
寄付金の使いみち
・三陸鉄道の復旧のための費用として活用。
・三陸鉄道の復旧後の利用促進に活用。

