黒部峡谷鉄道では7年ぶりに客車6輌を新調し、2019年6月1日より運行を開始する。 今回導入されるのは、2012年に導入されたバリアフリー化3100形客車で、主な変更点は外観塗装が従来の白色基調からマル―ン色基調へ、内装は床面木目板、側面木目調デコラ板へと変更されている。■運行開始日 2019年6月1日 ※最大3往復/日■デザインコンセプト①外観デザインは社内公募52案の中から優秀作品を選定。その案をベースに車輌メーカー(アルナ車輌)デザイナーのアイデアを織り交ぜて作成した。②内装には、自然環境への調和と安らぎを感じられるよう、”木目調”のデザインを採用。③外装には、黒部峡谷鉄道の原点である電源開発の歴史と伝統を継承すべく関電色(マルーン)をベースに、レトロ風のトロッコ列車をあしらった。■仕様○車輌形式 3100形○構体 全鋼製○最高速度 25km/h○車輌寸法 長さ7,400mm×幅1,727.6mm×高さ2,423mm○編成 6輌編成○定員(乗務員除く)・端部車(欅平寄):15名×1輌・端部車(宇奈月寄):11名×1輌(車椅子スペース付)・中間車 21名×4輌 計110名●黒部峡谷鉄道ウェブサイト