JCIIフォトサロンでは、宮澤孝一作品展「にっぽんの路面電車 ―昭和20~50年代―」を開催する。宮澤さんが鉄道写真を撮り始めたのは終戦から間もない昭和22年、以降、”平和な趣味”として、鉄道の歴史を紐解き、全国の路線を巡り、仲間との語らいや著作を重ねて、70年以上にわたって鉄道趣味を貫いてきた。
本展では”市民の足”として親しまれてきた全国33路線の路面電車を写真で紹介する。日光の神橋横を渡る日光軌道線(栃木)、原爆ドームを背景に走る被爆電車(広島)など地域の特徴をとらえた作品をはじめ、路面電車と人々の深いつながりが伺える作品揃いだ。
●日時
2019年3月5日(火)~3月31日(日)
●会場
JCIIフォトサロン
東京都千代田区一番町25番地 JCIIビル1階
(東京メトロ半蔵門線半蔵門駅下車、4番出口から徒歩1分)
●開館時間
10:00~17:00
●入場無料
●休館日
毎週月曜日
(祝・祭日の場合は開館)
●展示点数
98点
宮澤孝一+名取紀之 講演会
「電車が路面を走った時代」
本写真展に合わせた特別企画として、宮澤孝一さんと名取紀之さんによる講演会が行なわれる。少年期に鉄道に魅せられた宮澤さんは、一般企業に勤務しながら鉄道写真を撮り続けて本年で72年。同好の鑑として尊敬を集める存在だ。今回は旧知の間柄である元レイル・マガジン編集長、名取紀之さんとの講演形式にて、路面電車のこと、鉄道写真のこれまでとこれからについて語ってもらう。
●日時
2019年3月23日(土)
14:00~16:00
●会場
JCIIビル6F
(写真展会場のJCIIフォトサロンの入っているビル)
●参加費
300円
※学生、フォトサロン友の会、カメラ博物館友の会会員は無料
●定員制・要事前申し込み
申込はJCIIフォトサロン(TEL.03-3261-0300)まで。定員100名。申し込み先着順、定員になり次第、締切。座席指定はない。