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2輌の電気機関車が国の重要文化財指定へ

2018.03.09
 東日本旅客鉄道では、鉄道博物館で展示しているED40形式10号電気機関車および青梅鉄道公園で展示しているED16形式1号電気機関車が、文化庁の文化審議会答申(2018年3月9日)を受け、国の重要文化財(美術工芸品)に指定されることとなった。
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■ED40形式10号電気機関車の概要
○製造年
 1921(大正10)年
○製造所
 鉄道省大宮工場
○全長
 9.8m
○特徴
 信越本線 横川~軽井沢間(現在は廃止)の急勾配区間用の電気機関車として、1919(大正8)年から製造されたED40形式電気機関車の10号機で、国鉄最初の本線用国産電気機関車。
■ED16形式1号電気機関車の概要
○製造年
 1931(昭和6)年
○製造所
 三菱造船株式会社神戸造船所
○全長
 15.4m
○特徴
 鉄道省が民間と共同設計し、小型の勾配線・貨物列車用電気機関車として1931(昭和6)年から製造され、後の電気機関車国産化の基礎を築いたED16形式電気機関車の1号機。

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