今回の客車導入は、大井川鐵道が41年に亘って実施している蒸気機関車(SL)の、動態保存を今後も末永く行うことを目的とし、JR 西日本の協力により実現した。
なお営業開始時期は未定。
※大井川鐵道提供
※イメージ
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■12系客車
日本国有鉄道(国鉄)が1969(昭和44)年から1978(昭和53)年まで約600輌製造した急行形座席客車。冷房装置や自動ドア採用でその後の国鉄客車の基本形となった客車である。
■導入する客車5輌
○オハ12 703
・内装:大正風仕様
・定員:72名
・サイズ
長さ21.3m
幅2.9m
高さ4.0m
重さ28.5~37.5トン
○スハフ12 702
・内装:明治風仕様
・定員:72名
・サイズ
長さ21.3m
幅2.9m
高さ4.0m
重さ28.5~37.5トン
○オハ12 702
・内装:昭和風仕様
・定員:80名
・サイズ
長さ21.3m
幅2.9m
高さ4.0m
重さ28.5~37.5トン
○オハ12 701
・内装:欧風仕様
・定員:80名
・サイズ
長さ21.3m
幅2.9m
高さ4.0m
重さ28.5~37.5トン
○オハフ13 701
・内装:展望車風客車
・定員:56名
・サイズ
長さ21.3m
幅2.9m
高さ4.0m
重さ28.5~37.5トン
■既存の旧型客車について
現在SL列車用に使用している旧型客車について廃車予定はない。しかし、今後の整備状況によっては休車、廃車とする可能性がある。