185系

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JR九州 新型車輌「YC1系」を新造

2018.01.26
 JR九州では、老朽化した車輌の置き換えとして、次世代の近郊型交流電車および蓄電池搭載型ディーゼルエレクトリック車輌の2車種の開発および製作を進めている。今後、営業運転にむけて、走行試験を実施する。
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※JR九州プレスリリースより

【車輌の概要】
■821系近郊型交流電車
○新製輌数
 3輌×2編成 (計6輌)
○搬入時期
 2018(平成30)年2月末予定
○特徴
・車イスやベビーカーのためのスペースを1編成あたり2箇所設置
・フルSiCを採用し、主回路システムの搭載による電力消費量を低減
・主変換装置(CI)や補助電源装置(SIV)の冗長性による安全・安定輸送の確保
■YC1系蓄電池搭載型ディーゼルエレクトリック車輌(ハイブリッド車輌)
○新製輌数
 2輌×1編成(計2輌)
○搬入時期
 平成30年6月予定
○特徴
・出入り口の段差をなくし、バリアフリーを充実
・出入り口は片側3扉の両開きとし、スムーズな乗降が可能
・ブレーキ時に発生する回生電力を蓄電池に充電させエネルギーを有効活用
・エンジン駆動からエンジン発電式モーター駆動に置換えることで、二酸化
炭素等の排出量や騒音を低減
・蓄電池のアシストによる効率的な走行性能を実現
・気動車に使用していた回転機器等の機械部品減少し、電車部品の活用による気動車特有の不具合を低減
■今後の計画
 営業運転および量産化にむけた走行試験を実施し、性能を評価していく。
 営業投入時期は決まり次第ウェブページにて発表

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