札幌テレビ放送では、4K撮影の高画質Blu-ray「北の秘境駅物語」を発売している。
2016年3月26日、北海道民の悲願だった北海道新幹線が開業し北海道に高速鉄道時代が到来した。しかし、道内8つの駅が廃止され、同年12月5日には留萌本線の留萌~増毛間16.7kmで、さらに8つの駅が廃止された。
もう間もなく消えてしまう風景、二度と見られない風景を少しでも永く記憶に残したい、せめて映像だけでも、出来る限り最高の画質で記録したい、との思いに強く駆られた地元の放送局STV(札幌テレビ放送)は、JR北海道の協力のもと、「駅」を中心とした人々の生活、沿線風景、さらには地域の歴史の一端を、超精細な4K映像で記録する取り組みを続けている。そしてこのほど、2016年に消えていった駅をめぐる物語を集大成し、Blu-rayで発売している(DVDも同時発売)。
【チャプターメニュー】
第1部 廃止された駅たち
①オープニング
②白滝の三大秘境駅
③炭鉱の記憶と知られざる駅
④生き延びた秘境駅~小幌駅
⑤開拓の歴史秘話~花咲駅
第2部 さようなら留萌線
①深川~留萌…いま行っておきたい駅たち
②留萌~増毛…消えゆく無人駅たち
③終着駅・増毛
④さようなら留萌線
⑤モノローグ
【Blu-ray・DVD概要】
・タイトル
北の秘境駅物語
・収録時間
86分(1枚組)
・価格
Blu-ray 3,500円(税別)
DVD 2,500円(税別)
・企画製作
STV札幌テレビ放送、札幌映像プロダクション
・監修
田中和夫(作家、元国鉄車掌長)