2017年4月8日~5月2日、リコーイメージングスクエア大阪 ギャラリーにて、番匠克久写真展「汽憶(きおく)」が開催される。 2017年1月、リコーイメージングスクエア新宿にて開催された個展「汽憶」の巡回展として大阪での開催となる。「汽憶」と題してカラー作品約20点で写真展を構成。地元北海道を中心とした彩りや空気感の中、旅情あふれる鉄道風景を余すことなく収めている。【作品コメント】 作品のテーマは「汽憶」です。 これは造語ですが、言葉そのものの響きが気に入っており、10年ほど前から使っています。 北海道ならではの彩りや空気感を感じながら、旅情あふれる汽車の走る風景を撮影してきました。 どこまでも続く線路、ひなびた駅、遠くを走る汽車の窓明かり、走り去った後の余韻、そのどれもが旅情をかき立てます。本や詩歌、音楽、旅行、人との出会いなどがその後の人生や考え方に影響することもありますが、記憶に残るような鉄道風景もそうだと思います。 また撮影手法についてですが、情緒のある夜汽車の車窓を高感度で写し込むことなど、デジタル化とその性能の向上によって、情感表現の幅が拡がりました。思うように撮れないこともありますが、想像以上に印象的な写真になることもあります。こうして被写体と向き合った時に感じたものを素直に表現してきました。この思いを少しでも感じ取っていただければ幸いです。(番匠克久)■会期 2017年4月8日(土)~5月2日(火)■時間 10:30~18:30(最終日15:00終了)■定休日 日曜日、祝日■入場 無料■会場 リコーイメージングスクエア大阪 ギャラリー 〒542-0081 大阪府大阪市中央区南船場1-17-9 パールビル2F TEL 06-6271-7996(担当:朝倉)【ギャラリートーク開催】・開催日時 4月22日(土)13:00~、17:00~・参加費 無料【写真集「汽憶(きおく)Ver.2」】 エムジー・コーポレーション刊 四六判変型/72頁 1,500円(税別)●リコーイメージングスクエア大阪 ウェブサイト