JR北海道は、輸送密度200人以上2000人未満の線区について、土木構造物の修繕・更新に今後20年でかかる費用の概算を発表した。 これら線区のトンネルや橋梁は経年が80年を超えるものが特に多く、維持するためには大規模な修繕や更新が必要な状況にある。同社プレスリリースによると、これら土木構造物の修繕・更新のために今後20年でかかる費用は概算で167億円(億円未満は四捨五入)にのぼる。 また、これら線区の老朽化した車輌(観光列車除く)の更新にかかる費用は、今後20年で268億円(億円未満は四捨五入)になるとのことである。 なお、今回の概算に含まれる線区は以下のとおり。・宗谷本線(名寄~稚内間)・根室本線(釧路~根室間・滝川~富良野間)・室蘭本線(沼ノ端~岩見沢間)・釧網本線(東釧路~網走間)・日高本線(苫小牧~鵡川間)・石北本線(新旭川~網走間)・富良野線(旭川~富良野間)●詳しくはこちらを参照(PDF形式)●JR北海道 ウェブサイト