JR北海道は、単独で維持することが困難な線区(10路線13区間1,237.2km)と、単独で維持可能な線区など(11線区1,150.7km)について発表した。 単独で維持することが困難な線区は、①輸送密度が200人未満(片道100人未満)の線区②輸送密度が200人以上2,000人未満の線区③すでに「持続可能な交通体系のあり方などについて話し合いを始めている線区、がある。 困難な線区は、①では札沼線(北海道医療大学~新十津川 47.6km)・根室本線(富良野~新得 81.7km)・留萌線(深川~留萌 50.1km)、②では宗谷本線(名寄~稚内 183.2km)・根室本線(釧路~根室 135.4km、滝川~富良野 54.6km)などが挙げられている。③は石勝線(新夕張~夕張 16.1km)・日高本線(鵡川~様似 116.0km)。 単独で維持可能な線区は、①大量・高速輸送の観点からも鉄道でなければ輸送を担えない札幌圏に、輸送密度4,000人以上の線区を加えた範囲で、今後の経営収支を考慮した場合単独で維持可能な線区②北海道高速鉄道開発株式会社関連線区③北海道新幹線(2030(平成42)年度末までに札幌開業を想定)、となっている。●詳しくはこちらを参照(pdf形式)●こちらも参照(pdf形式)●経営改善の取り組みについて(pdf形式)●JR北海道 ウェブサイト