2016年3月5日、集落活動センターなかやま(高知県安芸郡安田町正弘)にて「魚梁瀬森林鉄道を通じた地域再考と地域振興」というテーマで、高知人文社会科学会主催による2015年度公開シンポジウムが開催される。 また、会場となる集落活動センターでは、魚梁瀬森林鉄道ジオラマコーナーや、高知県内の森林鉄道関係の写真、四国森林管理局の貴重な資料などを展示するコーナーも同時に開催される。 あわせて、翌3月6日には特別企画として、通常、案内なしで行くことが困難な森林鉄道支線軌道跡探索コースや、田野町・奈半利町の街並みと周辺林鉄遺構を巡るコースの見学会が行われる。【高知人文社会科学会 2015年度公開シンポジウム】○日時 2016年3月5日(土)13:00~17:00○会場 集落活動センターなかやま 〒781-6430 高知県安芸郡安田町大字正弘1538 (土佐くろしお鉄道安田駅から約5km) ※駐車場に限りがあるので、公共交通機関の利用を推奨。○参加費 無料○テーマ「魚梁瀬森林鉄道を通じた地域再考と地域振興」○プログラム 第1部 13:00~13:05 開会挨拶 吉尾 寛(高知大学人文学部 学会長) 13:05~13:20 趣旨説明 木幡 尚(高知人文学部) 13:20~14:20 基調講演1 脇野 博(岩手大学教育推進機構) 「日本における森林資源開発と森林鉄道の展開・衰退」 14:20~14:50 基調講演2 赤池慎吾(高知大学地域連携推進センター) 「国有林経営における魚梁瀬林業の位置づけ」 14:50~15:00 質疑応答 15:00~15:20 休憩 第2部 15:20~15:30 趣旨説明 15:30~15:40 地域と関わる活動の報告1 清岡博基(中芸地区森林鉄道遺産を保存・活用する会会長) 「魚梁瀬森林鉄道、保存・活用のこれまでの取り組み」 15:40~15:50 地域と関わる活動の報告2 中村茂生(安田町ふるさと応援隊) 「集落活動センターなかやまの森林鉄道観光活用拠点化に向けての試み」 15:50~16:00 地域と関わる活動の報告3 岩佐光広(高知大学人文学部) 「高知大学による魚梁瀬森林鉄道に関する調査について」 16:00~16:10 地域と関わる活動の報告4 飯高伸五(高知県立大学文化学部) 「森林鉄道遺構を活用したフィールドワーク教育 ―高知県立大学文化学部による北川村での取り組みから―」 16:10~17:00 コメント・ディスカッション・閉会挨拶 ※11:00より同会場にて「優秀修士論文発表会」も開催される。【特別企画 旧魚梁瀬森林鉄道の遺構探索と街歩き】○日時 2016年3月6日(天候により中止となる場合がある)○ルート Aルート 旧魚梁瀬森林鉄道 中川支線跡 馬路村魚梁瀬 6人 Bルート 旧魚梁瀬森林鉄道 西谷支線 北川村 6人 Cルート 旧魚梁瀬森林鉄道 奈半利町、田野町周辺 20人■問合せ先 集落活動センターなかやま 担当 中村 TEL 0887-30-1750●詳しくはこちらを参照●魚梁瀬森林鉄道遺産Webミュージアム