鉄道博物館では、2017年秋に本館を全面リニューアルするとともに、新館を建設する計画を進めていたが、建設費の高騰などにより、このたび一部内容とスケジュールを変更することを発表した。 新館は、地上4階建てに変更する。「ステーション」と位置づけた展示ゾーンを5つ設け、新館では鉄道の「仕事」「歴史」「未来」の3つのステーションを、本館では「車両」「科学」の2つのステーションを展開するほか、新館・本館の各所で「旅」をテーマとした展示を実施することとする。 環境負荷低減システムについては、一部を取り止めるなど、計画を変更し、リニューアル完了および新館のオープン時期を、2018年夏頃に変更する。 このほかの計画(新館レストラン、インフォメーション・案内サイン・多言語対応の充実、模型鉄道ジオラマおよびキッズ&カフェテリアスペースのリニューアルなど)は、予定どおり実施する。【建築の概要】 新館の階数を地上5階建てから4階建てに変更し、延床面積を約8,500平方メートルから約6,000平方メートルに縮小。これにより新館の展示面積は約4,800平方メートルから約3,500平方メートルとなる。開業時期は2017年秋(予定)から2018年夏(予定)に延期となる。●詳しくはこちらを参照(pdf形式)●鉄道博物館 ウェブサイト