北大阪急行電鉄は、2017(平成29)年12月に創立50周年、2020(平成32)年2月に開業50周年を迎えるにあたり、9000形”POLESTARII”3次車について、デザインを変更し、2016(平成28)年2月下旬より営業運転を開始する。 ▼9000形3次車(エクステリアイメージ) P:北大阪急行電鉄ニュースリリースより●デザイン変更の趣旨(1)エクステリア ”POLESTARII”の親しみやすさを重視し、従来よりもスマートな優しさを持たせるため、車体全面のデザインを変更する。 新しいデザインは、緑地公園以北の沿線風景として馴染みがある「竹林」をテーマとしており、色彩は沿線の文化的なイメージを重視し、側面上部に「菊炭色」、側面窓周りには濃いマルーン系の地色に竹柄のグラフィックとグラデーションをアレンジし、腰部は8000形”ポールスター”でも馴染みのある「マルーン」・「アイボリー」・「レッド」の3色を組み合せている。 また、先頭部は「マルーン」をベースとした配色でまとめ、全体的に「落ち着き」のあるカラーリングとしている。(2)インテリア ①機能 シート中央のスタンションポール(縦手すり)を取り、シート幅を短くすることでドア付近の立ちスペースを広げ、乗降をスムーズにするとともに、座席仕切りを無くすことで体格差に応じて座りやすくしている。また荷棚の先端は、立席の乗客が掴まりやすい形状に変更している。 ②カーテン 新しいカーテン柄は、外観と同様「竹」をテーマとし、ナチュラル系素材を多く使用することにより車内にマッチしたデザインとしている。 色彩は壁面色に馴染み、新鮮さを与えるため、一般車輌用はさわやかなイメージの「若竹色系」、女性専用車輌用はやさしいイメージの「紅梅色系」にするとともに、素材の質感についてもソフトな印象のものにしている。 ▼9000形3次車(インテリアイメージ) P:北大阪急行電鉄ニュースリリースより●営業開始日 2016(平成28)年2月下旬予定●詳しくはこちらを参照(pdf形式)●北大阪急行電鉄 ウェブサイト