JR北海道では、都市間特急の主力車輌である261系1000代特急気動車のエクステリアデザインを変更する。 車輌のデザインは、JR北海道の特急車輌のスタンダードデザインであったブルー基調のデザインから、ホワイトを基調とした水平ラインパターンとしている。◆対象車輌 261系1000代 現在〈スーパーとかち〉に使用している既存車35輌および今後183系0代特急気動車を老朽取替するための新製車輌も対象となる。 〈スーパー宗谷〉に使用している261系0代やその他形式の特急気動車についてはデザインの変更は行わない。◆デザインの考え方 従来のデザインは濃い色の面積が広いため、存在感があり、重く感じるデザインとなっていたが、水平ライン基調のデザインとすることで「伸びやかなイメージ」「雄大な大地」を表現した。また、前面にイエローを配することで、地上側からの視認性を向上させている。・ホワイト 北国に降り積もる雪、清らかさ、誠実さをイメージ。・パープル 北海道を代表する花の色(ラベンダー・ライラック)をイメージ。・イエロー 前面警戒色、菜の花畑などをイメージ。◆スケジュール・現有している261系1000代車輌は、2015(平成27)年12月から順次新デザインに変更する。・2016(平成28)年度以降の新製車輌については、投入時から新デザインとする。・新製車輌の導入が完了する2017(平成29)年度末までには、全車新デザインに統一する予定(デザインが統一されるまでは、新デザインと旧デザインが編成内で混在する)。●詳しくはこちらを参照(pdf形式)●JR北海道 ウェブサイト