

連接台車とは、2台の鉄道車輌の間に設置して車輌をつなぐ台車のことで、連結器が主流の日本の鉄道では小田急電鉄、江ノ島電鉄など一部の鉄道で採用されているのみで、非常に珍しい存在となっている。特に、ナローゲージで現存しているのは北勢線200系(K77編成)車輌のみとなっている。
ナローゲージとは、ゲージ(線路幅)が、国際基準軌の1,435mmよりも狭い線路のことで、日本においては、一般的に、JRが採用している1,067mmゲージよりも狭い、762mmゲージのことを指している。現役で残っている国内のナローゲージ路線は三岐鉄道北勢線、四日市あすなろう鉄道内部・八王子線と黒部峡谷鉄道の3路線だけで、中でも北勢線は、ナローゲージとして日本一長い路線となっている。
連接台車でつながれた車輌の連結部は、車輌間に扉がなく、床に段差がなく平らになっているのが特徴となっている。また、北勢線を走る他の車輌と比べて静粛性が高く、乗り心地が非常によいのも、大きな特徴のひとつとなっている。
国内に3線しかないナローゲージの中で最も長い線路を走る連接台車鉄道車輌という、日本で唯一、北勢線にしかない車輌を、桑名市職員が撮影し、動画を作成している。
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桑名市役所 交通対策係
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