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札幌市交通局 東豊線に9000形導入

2014.11.06
 札幌市交通局は、東豊線に新型車輌9000形を導入する。
 同局では、2016(平成28)年度に東豊線への可動式ホーム柵を設置する事業を進めており、この事業に合わせて従来車輌の老朽化更新を実施することから導入するもの。
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▲東豊線に導入される新型車輌9000形。
 画像:札幌市 公式サイトより
 9000形の外観のコンセプトは「爽やかでシンプルなデザインとし、親しみがもてる外観」。親近感を持ってもらえるよう白を基調としたシンプルな形状とし、東豊線のラインカラーであるスカイブルーを扉部に施すことで、札幌の空の広がりや気候風土をイメージしている。
 車輌はATO・ワンマン運転に対応。各車輌に車椅子スペースを設置するなど、ユニバーサルデザインを導入している。また、両先頭車のほか中間車にも非常梯子を設置して、より一層の安全対策を施すとともに、LED室内照明やVVVFインバータ制御装置を採用することで省エネルギーに配慮。従来車輌の台車や連結器の一部を再利用することでコスト低減も図っている。
 9000形は2014(平成26)年12月頃に東車両基地に搬入、車両基地での整備や営業線上での試験走行を行い、2015(平成27)年4月下旬の営業開始を予定している。

札幌市 公式サイト


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