185系

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特急〈ワッカ〉&〈ヌプリ〉8月19日運転開始

2014.06.30

 JR北海道では、8月19日(火)~8月31日(日)、9月5日(金)~7日(日)、12日(金)~15日(月・祝)の20日間、札幌~ニセコ~函館間で特急〈ヌプリ〉〈ワッカ〉を運転する。

 この列車は、平成27年度末に予定されている北海道新幹線開業を見据え、函館をはじめとする道南エリアに加え、道南以北のエリアにおいても魅力的な観光地づくりを地域と一体となって進めるために運転し、かつ札幌・函館間にニセコを加えた新たな観光ルートを楽しんでいただくための列車となっている。

 同列車内や停車駅において、沿線の地域資源を取り入れた装飾やイベントを実施するほか、列車の発着に合わせてニセコの観光を楽しめるJR利用者専用バス「ツインクルバスニセコ号」も運行する。



 札幌からは〈ヌプリ〉、函館からは〈ワッカ〉をニセコへ向けて運転する。両列車を組み合わせて利用することで、札幌・函館とニセコを絡めた周遊観光を楽しむことができる。



【特急〈ヌプリ〉〈ワッカ〉運転概要】



◆運転期間

 2014(平成26)年8月19日(火)~8月31日(日)、9月5日(金)~7日(日)、9月12日(金)~15日(月・祝)



◆運転区間

 特急〈ヌプリ〉札幌→函館  特急〈ワッカ〉函館→札幌



◆運転時刻

 札幌(7:57発)→小樽築港→小樽→余市→倶知安→ニセコ→昆布→黒松内→長万部→八雲→森→大沼公園→五稜郭→函館(13:28着)

 函館(14:17発)→五稜郭→大沼公園→森→八雲→長万部→黒松内→昆布→ニセコ→倶知安→余市→小樽→小樽築港→札幌(19:29着)



◆編成

 3輌編成



◆列車名の由来

 「ヌプリ」とはアイヌ語で「山」を意味する。運転区間には「羊蹄山」や「駒ヶ岳」といった北海道を代表する山々があり、車窓からも見ることができることから、ヌプリと名付けた。

 「ワッカ」とはアイヌ語で「水」を意味する。ニセコは、羊蹄山麓の湧き水や神仙沼など豊富で美しい水資源に恵まれ、列車の車窓からも「清川尻別川」の美しい景観を楽しむことができることからワッカと名付けた。



【列車の特徴】



○記念撮影用シート

 動物と風景でニセコの美しい四季をイメージ。山あいの大自然に抱かれたような気分で、車内での記念撮影が楽しめる。

※記念撮影用シートは、座席としての販売は行わない



○専門スタッフ・地元ガイドが乗車

 運転期間中毎日、専門スタッフが乗車する。車窓に広がる風景や、停車駅の旬な情報など、クイズをまじえながら案内する。また、ヌプリ、ワッカともに倶知安~黒松内間では、地元ガイド「羊蹄まちしるべ研究塾」による、地元ならではのとっておきの情報を車内で案内する。



○特産品販売イベントやご当地キャラクターの登場でおもてなし

・長万部駅

 特急〈ヌプリ〉〈ワッカ〉の発着に合わせて、ご当地キャラクター「まんべくん」がホームでお出迎え。(都合により登場できない場合あり。)

(協力:長万部観光協会)

・ニセコ駅

 特急〈ヌプリ〉〈ワッカ〉の発着に合わせて、「酒かすどら焼き」などの地元産品の販売やふるまい酒の提供を行う(8月20、27日を除く毎日実施)。同時に一部運転日にはご当地キャラクター「ニッキ―」がホームでお出迎え。

(協力:ニセコ町、ニセコ駅前温泉綺羅乃湯)

・余市駅

 特急〈ヌプリ〉〈ワッカ〉の発着に合わせて、地元果樹園でとれたリンゴを使った「アップルパイ」等の地元産品の販売イベントをホームで行う。一部運転日には、ご当地キャラクター「ソーラン武士!!」がホームでお出迎え。

(協力:余市町、余市振興公社、余市観光協会)


詳しくはこちらを参照(pdf形式)


JR北海道 ウェブサイト


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