東武博物館では、東武東上線開業100周年を記念して、企画展「東武東上線開業100周年記念展」を開催する。
東上線の前身である東上鉄道は、大正3(1914)年5月1日、池袋~田面沢間を開業、大正9(1920)年7月27日に東武鉄道と合併して東武東上線となり、今年5月1日に100周年を迎えた。これを機に、開業に先立ち付与された営業許可書や新潟県長岡までの予定線が記された地図など初展示の文献をはじめ、〈ブルーバード号〉、〈フライング東上号〉、和光市~志木間複々線完成記念など各種ヘッドマークの展示のほか、車輌の変遷や駅舎の今昔など、東上線の歴史を紹介する。
▲東上線のかつての看板列車 特急〈フライング東上〉のヘッドマークをつけた54系。
昭和26(1951)年 P:東武博物館
▲東上線の座席定員制列車〈TJライナー〉50090系。
平成20(2008)年 P:東武博物館
○開催期間
平成26(2014)年7月1日(火)~9月28日(日)
○開催場所
東武博物館内 記念物保存物展示コーナーおよび博物館ギャラリー
○展示内容
・東上鉄道営業認可書
・東上鉄道東武鉄道合併認可書
・各種ヘッドマーク(臨時電車〈ブルーバード号〉、臨時急行〈フライング東上〉、「東武東上線さよならED5016」、「祝・和光市~志木間複々線」他)
・歴代の東上線、根古谷線、越生線を走った車輌の写真
・駅舎の今昔写真
・硬券、記念乗車券
○入場料 無料(ただし、博物館の入館料は必要)
【東武博物館について】
・開館時間 10:00~16:30(入館は16:00まで)
・休館日 毎週月曜日(月曜日が祝休日の場合は翌日)・年末年始
・入館料 おとな200円 こども(4才~中学生)100円
・交通案内 東武スカイツリーライン東向島駅下車(駅のとなり)
・電話 03-3614-8811