鉄道資料の保存と活用を目的として活動する特定非営利活動(NPO)法人名古屋レール・アーカイブス(略称:NRA)では、名古屋市電が廃止されて40周年の節目の年にあたり、資料展と講演会を開催する。
【資料展】
○名称
第7回名古屋レール・アーカイブス資料展
「追想・名古屋の市電―街から消えて40年 愛された市民の足―」
○期間
2014(平成26)年6月10日(火)~6月22日(日)※月曜日休館
火~木曜日 10:00~18:00
金曜日 10:00~20:00
土・日曜日 10:00~17:00
○場所
名古屋都市センター まちづくり広場
(金山総合駅南口前 金山南ビル11階)
○内容
1974(昭和49)年3月31日に名古屋の街から市電が姿を消して40年。1898(明治31)年5月、京都に次いでわが国2番目の電車として開業した名古屋電気鉄道(私営)をルーツとし、1922(大正11)年8月に市営化された名古屋市電は、最盛期には107kmの路線を市内の縦横に張り巡らし、市民の足として活躍した。
本展では、NRAおよび会員が所蔵する市電の活躍した当時の写真を中心に、創業当時の鶏卵紙写真、絵葉書画像や路線図、市街図を展示する。また、名古屋市が新たな路面交通として導入を検討しているLRT(次世代型路面電車)の写真も合わせて展示する。
【講演会】
○テーマ
「知られざる名古屋市電」(仮題)
○日時
2014(平成26)年6月15日(日)14:00~
○場所
名古屋市都市センター まちづくり広場 大研修室(入場無料)
○講師
服部重敬氏(NRA会員・都市交通研究家)
ネコ・パブリッシング刊「名古屋市電」(上・中・下)執筆者