しなの鉄道では、今年の夏に導入し運行を開始する予定の観光列車“ろくもん”のデザインについて発表した。
◆列車コンセプト「しなの鉄道沿線地域の魅力満載列車」
長野県産材をふんだんに使った快適でぬくもりのあるラウンジ風の空間で、軽井沢から長野に至るしなの鉄道沿線地域の特色ある景観、歴史・文化、食などを満喫できる旅を提供する。
◆デザイン等のテーマ
沿線地域を代表する戦国武将「真田氏」をテーマとして活用。
◆列車名称「ろくもん(ROKUMON)」
真田氏の「六文銭(六連銭)」から命名。
◆列車デザイン
・デザイナー 水戸岡鋭治氏(株式会社ドーンデザイン研究所)
・対象車輌 115系3輌編成(現有車輌の改造)
・外観デザイン
▲P:しなの鉄道ウェブサイトより
「真田幸村」の赤備えをイメージした濃い赤(「ろくもん」赤と呼称)を基本色とし、その中に真田氏の家紋である「六連銭」、「結び雁金」、「洲浜」をゴールドで配色。
・車内デザイン
車輌の床、イス、テーブル等に長野県産材を使用し、ゆったりと楽しく過ごせる空間を創出。
【1号車】
▲P:しなの鉄道ウェブサイトより
・座席数 24席
・ファミリーやグループ向けの車輌とし、中央に子供の遊び場(木のプール)を設置。
【2号車】
▲P:しなの鉄道ウェブサイトより
・座席数 28席
・沿線地域の景観を楽しみながら食事ができるカウンター席とソファ席を配置。
・様々な交流や情報提供が可能となるサロンスペース、最低限の食事サービスを提供できるキッチンを設置。
【3号車】
▲P:しなの鉄道ウェブサイトより
・座席数 20席
・2人組のお客様が個室的な空間の中で、食事を楽しむことができる車輌。
・車いす対応のトイレを設置。