東日本旅客鉄道株式会社大宮支社では、現在205系車輌を使用している埼京・川越線について、6月30日(日)より新型車輌E233系を順次投入し、今年度中に全て置き換える。
E233系車輌は、現行の205系と比べて、定員が10%アップし混雑率の緩和に大きく寄与するほか、ユニバーサルデザインとして優先席の荷棚や吊手を一般席より低くするなど、人に優しい車輌として、さまざまな装備を搭載している。
【投入開始時期】
2013年6月30日(日)より順次投入。
【編成数】
31編成
【運用区間】
埼京・川越線 川越―大崎間
東京臨海高速鉄道りんかい線 大崎―新木場間
【特長】
○故障に強い車輌
・主に車輌の走行に関わる重要機器(制御装置など)を二重化とした故障に強い車輌。
○人にやさしい車輌
・車体幅を15cm広くして、1輌あたりの定員数を約10%アップ。
・抗菌吊手を設置。
・従来の車輌より床面を5cm低くして、ホームとの段差を小さくした。
・今回投入するE233系より、初めて全編成の車内照明にLEDを採用。
・空気清浄機能付空調装置。
○情報案内の向上
・液晶画面による車内案内表示器を各ドア上部に設置。
・205系と同じくE233系にも防犯カメラを設置。