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函館本線 五稜郭―渡島大野間電化

2013.03.22

 JR北海道は、平成27年度末に予定している北海道新幹線新青森―新函館(仮称)間の開業に向けて、新函館(仮称)駅と函館駅のアクセス輸送について、函館本線五稜郭駅と新函館(仮称)となる渡島大野駅の間を電化し、新幹線を利用する方の利便性・快適性の向上を図る。この五稜郭―渡島大野間電化工事の起工式が4月20日(土)に執り行われる。

 電化工事は、函館本線五稜郭―渡島大野間(14.5km)で実施され、電化方式は交流20000V。総工事費は約18億円で、工期は今年3月から平成27年度(新幹線開業前)となっている。



 新函館(仮称)駅から函館駅へのアクセスだが、新函館(仮称)駅の新幹線と在来線の乗り換えについては、新たに在来線駅舎を新設し、新幹線第1ホームと在来線第1ホームとを利用する同一平面の乗り継ぎを基本として計画する。



 新たな在来線駅舎では、函館と札幌・苫小牧・室蘭方面を結ぶ特急列車〈スーパー北斗〉及び〈北斗〉を停車させ、道央方面への乗り継ぎができるように計画していく。また、新函館(仮称)駅と函館駅を結ぶ利便性の高いアクセス電車を新たに導入し、函館駅方面への乗り継ぎを行なうように計画していく。



 なお、在来線駅舎の延床面積は駅本屋 約1,100平方メートル、主な施設は在来線ホーム(2面)、乗換改札、バリアフリー設備(エスカレータ、エレベータ)となる。

 このうち、在来線第1ホームは、独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構が整備する新幹線第1ホームと同一の高さとなるよう整備する。



▼在来線駅舎の完成予想図。



イラスト:JR北海道 プレスリリースより


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JR北海道 ウェブサイト


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