鉄道博物館は、第5回コレクション展「模型でたどる鉄道史~1号機関車から“スーパーこまち”まで~」を開催する。
今回のコレクション展では、鉄道博物館の開館以降、未公開であったものも含め、館内に収蔵している車輌模型(100輌以上)を一堂に集め、多くの車輌模型を間近で見られるようにするだけではなく、車輌の特徴や仕組み、歴史的変遷などをわかりやすく理解できるように紹介する。
■会期
2013(平成25)年3月9日(土)~6月10日(月)
■会場
鉄道博物館2F スペシャルギラリー1
■入場料
鉄道博物館の入館料のみで、コレクション展も観覧可能
※鉄道博物館の入館料は、一般1,000円(800円)、小中高生500円(400円)、
幼児(3歳以上未就学児)200円(100円)
( )内は団体(20人以上)料金
■主催
鉄道博物館
■協力
東日本旅客鉄道株式会社
■後援
さいたま市
■主な展示内容
①特大模型から見える世界
縮尺1/10や1/15など、全長が2メートル近くにもなる大型模型を展示。これらの車輌模型は、その大きさから精巧に作られた車輌部品や車内の様子を再現し、実車を見ることと同じ感覚で楽しむことができる。
0系新幹線電車(縮尺1/15)、0系新幹線電車車内(縮尺1/15)ほか
②模型でたどる車両の軌跡
車輌模型を車種別の5つのゾーン(機関車、客貨車、新幹線電車、気動車、除雪車)に分け、時代ごとの代表的な車輌模型を紹介することで、車輌の歴史的な変遷や姿・形の移り変わりから車輌の進化を見比べることができる。また、日本最古の車輌模型や車輌メーカーが製造記念に製作した車輌模型等も公開する。さらに、車内や床下など精巧に造られた部分も映像で紹介する。
1号機関車(縮尺1/15)、最古のペーパークラフト機関車(縮尺1/20)、
9600形蒸気機関車(縮尺1/26)、有蓋貨車(縮尺1/8)、
200系新幹線電車(縮尺1/20)、E5系新幹線電車(縮尺1/20)、
C51形蒸気機関車運転台(縮尺1/15)、キ300形雪かき車(縮尺1/10)ほか
③精密模型ができるまで
3月16日から営業運転を開始するE6系〈スーパーこまち〉の登場にあわせ、鉄道博物館ではE6系新幹線電車の精密模型を製作している。
このコーナーでは、完成したE6系新幹線電車模型と模型が完成するまでの製作過程をパネルや映像で紹介する。
※E6系新幹線電車の車輌模型は、3月16日(土)から公開予定