鉄道博物館は、今年が新橋―横浜間開業140周年であることと、同館開館5周年であることを記念して、日本の鉄道が開業したころの物語をかたる企画展「鉄道開業ものがたり」を開催する。
この企画展では、日本の鉄道が開業する前の生活・風俗・移動手段を紹介するとともに、同時代にヨーロッパで興った産業革命と蒸気機関車の発明について紹介。さらに1872(明治5)年10月14日に明治天皇臨席の下、新橋駅で開催された開業式典会場の様子を錦絵などを参考に再現することで当時の賑わいや華やいだ雰囲気が疑似体験できるほか、鉄道開業後にそれまでの外国人依存から脱却するため、鉄道建設・運営を自立させていく日本人の姿と、殖産興業の推進役としての鉄道、進捗する鉄道の姿を紹介する。
■会期
2012(平成24)年10月6日(土)~2013(平成25)年1月14日(月・祝)
■会場
鉄道博物館2F スペシャルギャラリー1・2
■入場料
鉄道博物館の入館料のみで、企画展も観覧可能。
○鉄道博物館の入館料
一般1,000円(800円)
小中高生500円(400円)
幼児(3歳以上未就学児)200円(100円)
※( )内料金は団体(20人以上)料金
■主催
鉄道博物館
■協力
東日本旅客鉄道株式会社
■後援
さいたま市