新潟県立歴史博物館では、7月28日から9月9日まで上越新幹線開業30周年記念展「奇跡の新幹線―開業、震災、そして30年―」を開催する。
1982(昭和57)年11月15日に開業30周年を迎える上越新幹線。その間、新潟県中越大震災により新幹線の歴史上唯一の脱線事故を起こしながらも負傷者が出ないなど、数々の奇跡を乗り越えてきたその歴史を振り返る。
新幹線の部品や新幹線模型の展示、鉄道模型走行実演会など子どもから大人まで楽しめる企画展で、期間中には記念講演会などの関連イベントも開催する。
200系新幹線(奥田潤氏撮影)
■会期
2012(平成24)年7月28日(土)~9月9日(日)
■時間
9:30~17:00(観覧券の販売は16:30まで)
■場所
新潟県立歴史博物館 企画展示室
〒940-2035
新潟県長岡市関原町1丁目字権現堂2247番2
TEL:0258-47-6130(代)
FAX:0258-47-6136
■休館日
月曜日(但し8月13日は開館)
■観覧料
一般800円(640円) 高校・大学生500円(400円) 中学生以下無料
※( )は20名以上の団体料金 常設展観覧料は免除
■アクセス
・JR長岡駅大手口から越後交通バスで約40分、博物館前下車
・JR長岡駅から越後交通バス<急行・快速柏崎駅行き(大手口5番線発)>で関原南バス停
下車、徒歩約20分
・関越自動車道長岡インターチェンジから車で約5分
■展示総数
約200点(予定)
■主な展示品
・上越新幹線車輌部品(パンタグラフ・車輪等予定)
・側面図等実物大バナー
・上越新幹線開業記念品(メダル・乗車券・パンフレット等)
・上越線・東海道新幹線関係資料
・新幹線各路線の新幹線模型
■企画展関連イベント
○記念講演会「上越新幹線中山トンネル開通までの苦闘」
・日時:2012(平成24)年8月5日(日) 13:30~15:00
・場所:新潟県立歴史博物館 講堂
・講師:北川修三 氏/基礎地盤コンサルタンツ株式会社 常務執行役員 技師長室長
・定員:150名(要申込)
上越新幹線は日本の脊梁山脈を貫いて太平洋側と日本海側を結ぶ初めての新幹線であり、
その建設には様々な困難が待ち受けていた。2度の水没事故に遭遇した中山トンネルは、
我が国のトンネル建設史上でも屈指の難工事で、その完成に向けた苦闘と奇跡を、工事に
関わった当事者が語る。
○記念講演会「島秀雄と新幹線」
・日時:2012(平成24)年8月19日(日) 13:30~15:00
・場所:新潟県立歴史博物館 講堂
・講師:島 隆 氏/前台湾高速鉄路顧問
・定員:150名(要申込)
「新幹線をつくった男」と称される島秀雄氏。そのご子息であり200系車輌設計責任者で
ある島隆氏に、島秀雄氏の思い出を語るとともに、新幹線開発時の苦労話などを披露する。
○鉄道模型走行実演会
・日時:会期中毎週土日と8月14日(火)~16日(木)
1回目 11:00~12:00 2回目 14:00~15:30
※8月5日(日)・8月19日(日)は1回目のみ
・場所:新潟県立歴史博物館 企画展示室
・講師:長岡鉄道模型クラブ
○体験コーナー「電車で遊ぼう!」
いろいろな電車のおもちゃで遊ぶ体験。
・期間:7月28日(土)~9月9日(日)までの土日(8月18日は休室)
・時間:13:30~16:00(受付は15:30まで)
・場所:新潟県立歴史博物館 常設展示室体験コーナー