首都圏新都市鉄道(つくばエクスプレス)では、朝間時間帯の混雑緩和を目的として輸送力増強を図るため、TX-2000系車輌3編成(18輌/交直流車)を増備する。
増備車はTX-71編成、TX-72編成、TX-73編成の3編成で、2008(平成20)年7月に増備したTX-2000系から改良を施している。
改良は、車輌内の室内灯をすべてLED化して消費電力を約23%削減するとともに、乗降口ドア入口部のゴムの形状を変更し、乗降口ドアが開扉中にチャイムを鳴らす仕様としている。また優先席部分の側窓を20cm開閉可能とするとともに、全腰掛は厚みを持たせることで座り心地を改善。さらに腰掛下部のヒーター容量をアップさせることで暖房効果を改善するとともに、吊手の高さを5cm下げている。