JR北海道釧路支社では、大好評を博してきた「冬のSLと石炭のマチ・釧路」~SL冬の湿原号と釧路の石炭産業を体験する3日間~を今年も発売する。
このツアーは、「くしろ圏広域観光推進コンソーシアム」とタイアップし、鉄道と石炭のマチ・釧路の魅力を満喫するモニターツアーとして、昨年まで3年間にわたり実施されたもので、好評を受けて4年目の今年は一般ツアーとして発売されることになったもの。
地元レイルファン団体の「釧路臨港鉄道の会」が、企画からガイドまで全面協力しており、〈SL冬の湿原号〉の乗車・撮影をはじめ、通常は立ち入りや個人見学が困難な釧路運輸車両所SL 機関庫や太平洋石炭販売輸送石炭列車の見学・撮影、釧路コールマインでの石炭・軌道施設の研修視察参加など、今回もモニターツアーで初めて実現できた内容を中心に、釧路の鉄道名所を鉄道好きの気持ちになって案内する。
コースは東京羽田空港発着空路利用と札幌駅発着JR利用の2コースを設定(釧路市内で合流)、限定20名のスペシャルツアーとなっている。
ツアーの概要は次の通り。
画像はすべてイメージ。 画像提供:釧路臨港鉄道の会
■日程
2012(平成24)年2月25日(土)~2月27日(月) 2泊3日
■募集人員
限定20名(各コース10名) (最少催行人員 各コース5名)
■宿泊
釧路市・釧路全日空ホテル
■食事条件
1日目:昼食(弁当)付き
2日目:朝食、昼食(弁当)付き
3日目:朝食、昼食(弁当)付き
■料金(大人一名)
○東京発着コース 64,000円(1名1室シングル利用)
○札幌発着コース 39,000円(1名1室シングル利用)
※2名1室利用のときは上記より-1,000円
■基本行程
【1日目】
《東京発》羽田空港―ANA741便―釧路空港=
《札幌発》札幌駅―JR〈スーパーおおぞら1号〉―釧路駅
(合流)=太平洋石炭販売輸送春採駅(石炭列車の基地を見学)=JR釧路運輸車両所
(SL機関庫など見学)=ホテル 釧路泊
【2日目】
(出発までフリータイム)ホテル10:00頃=SL回送列車撮影=釧路駅―〈SL冬の湿原号〉
体験乗車―標茶駅=茅沼駅付近(SL復路撮影)=炭鉱展示館=ホテル 釧路泊
【3日目】
ホテル=太平洋石炭販売輸送沿線=釧路川鉄橋(重連運転のSL撮影)=釧路製作所(SL8722
号見学)=釧路コールマイン(研修視察参加)
=釧路駅―JR〈スーパーおおぞら12号〉―札幌駅
=釧路空港―ANA744便―羽田空港
※復路延長(延泊)について:札幌発コースのみ、最大3日間延長できます(東京発は延長
できません)
■ツアーポイント
○地元レイルファン団体の釧路臨港鉄道の会が、企画からガイドまで全面協力し、石炭をキー
ワードに、釧路の鉄道名所を鉄道好きの気持ちになってご案内します。
○1名から参加でき(シングル利用)、現地移動は大型貸切バスを利用、3日間とも昼食にお弁
当をご用意します。
○石炭列車と〈SL冬の湿原号〉の車輌基地をそれぞれ訪問します。
○石炭列車が運行される場合は可能な限り沿線撮影を優先し、行程を臨機応変に変更します。
○SLの撮影と乗車が楽しめます。3日目はSLが重連運転されます。
※SL沿線撮影についてはツアー専用の撮影場所等は確保しておりません。特に重連運転日は
多数の撮影者で混み合うことが予想されます。
○わが国唯一の坑内掘り炭鉱・釧路コールマインでの研修視察に参加します。運搬関係施設
(坑外軌道)の見学、石炭採掘・輸送等についての解説(座学)などを予定しています。
○近代化産業遺産として釧路製作所に保存されている雄別鉄道のSL8722号を見学します。
■旅行企画・実施
北海道旅客鉄道株式会社
JR北海道 釧路支社営業所
北海道釧路市北大通り14丁目
観光庁長官登録旅行業第1043号
旅行業公正取引協議会会員 ボンド保証会員
■協力
くしろ圏広域観光推進コンソーシアム
釧路臨港鉄道の会
■申し込み・問合せ先
JR旅行センター釧路支店
TEL:0154-25-4890(10:00~18:00)