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小樽市総合博物館でギャラリートーク

2010.07.20

※画像はポップアップします



 NPO法人北海道鉄道文化保存会と小樽市総合博物館の共催により、小樽市総合博物館で「ギャラリートーク 常設展示をじっくり見よう」が開催される。

 これは、小樽市総合博物館には50輌に及ぶ鉄道車輌が保存されているが、蒸気機関車“しづか号”や“アイアンホース号”など、一部の人気車輌を除くとほとんどの車輌についてはあまり詳しく知られていないということと、構内には車輌以外にもさまざまな鉄道施設などの常設展示があるため、博物館の基本資料とも言えるこれら常設展示に着目し、月に1回、普段はあまり目立たない車輌や資料にスポットを当てて解説を行なうもの。



【7月】物資別適合貨車

 卵形の断面にクリーム色の大きな車体が特徴的なこの貨車は、輸入小麦やトウモコロシなど、穀物を直接積み込む「農産物バラ積み輸送」専用の車輌。1966年に国鉄の「物資別適合輸送」方針に基づいて開発され、以来、製粉業界などの輸送コスト削減に大きく貢献してきた。

 「物資別適合貨車」であるホキ2200形をつぶさに観察しながら、鉄道による農産物バラ積み輸送の歴史について解説する。



■日時:2010(平成22)年7月31日(土) 11:00~12:00

■場所:小樽市総合博物館 屋外展示貨車ホキ2200形の前(雨天時は屋内集合)

■講師:持田誠(北海道鉄道文化保存会)

■申込:不要

■料金:入館料のみ必要



【8月】郵便荷物合造車

 小樽市総合博物館には、郵便車の機能と荷物車の機能を併せ持った「郵便荷物合造車」が2輛保存されている。その2輌はスユニ50形客車とキハユニ25形気動車で、キハユニ25形はさらに普通客室も着いた3つの機能を持つ車輌である。

 郵便の歴史は明治以来、国鉄の分割民営化直前まで、鉄道と共に発達してきた。車内を観察しながら、鉄道郵便・荷物輸送の歩みを振り返る。



■日時:2010(平成22)年8月21日(土) 11:00~12:00

■場所:小樽市総合博物館 屋外展示客車スユニ50形の前

■講師:持田誠(北海道鉄道文化保存会)

■申込:不要

■料金:入館料のみ必要



★問合せ先★

 北海道鉄道文化保存会 TEL&FAX:0134-61-7777

 E-mail: info@tetsudo.in


NPO法人 北海道鉄道文化保存会


小樽市総合博物館 ウェブサイト


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