阪神電気鉄道では、旅客サービス向上のため、新型の普通系車輌5550系を新造し、平成22年度より営業運転を開始する予定である。
▼普通系車輌5550系の外観。5500系と同様のツートンカラーとなっている。
写真提供:阪神電気鉄道
今回新造される5550系は4輌1編成で、外観は車体カラーが既存の5500系と同様の「アレグロブルー」と「シルキーグレイ」のツートンカラーとなり、フルカラーLED・白色LED式の行先・種別表示器を採用。
客室内は、各出入口に車内案内表示装置、扉開閉予告ブザー、扉開閉予告灯、扉の位置をチャイム音で知らせる誘導鈴のバリアフリー設備を設けるとともに、全車輌に車いすスペース、非常通話装置を設置する。
座席はロングシートで、着座位置の目安となることや乗り心地で好評を得ているバケットタイプのシートを採用する。