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2009年度京王グループ経営計画を発表

2009.05.08

 2009年度の京王グループ経営計画が発表された。2009年度は「安全の確保」を最重要課題と位置付けるとともに、沿線の魅力を高めるべく「沿線価値の向上」に取り組む。

 2009年度の連結設備投資額は903億円を計画、うち鉄道事業に493億円(安全性向上に396億円)を投資する。

 鉄道事業関係の主な内容は次のとおり。



○信号システムのATC化は相模原線で切替えを完了する。京王線では地上設備の設置を完了し、夜間走行試験を開始する。井の頭線では通信ケーブルの敷設と地上装置の設置を推進。



○京王線に9000系60輌、井の頭線に1000系45輌を導入する。



○構造物の耐震性向上のため、高架橋柱や随道の補強工事を引続き実施。吉祥寺駅で井の頭通りを跨ぐ高架橋の改築などを進める。



○施設の配置を知らせる音声・音響案内設備を全駅に設置完了するほか、フルカラー液晶画面の車内案内表示器を115輌に整備する。



○車輌のバリアフリー化は、2010年度の全車輌完了を目指し、2009年度末には在籍車輌に対する整備率は95%となる予定。



○駅の段差解消の2010年度達成に向け、駅舎改良工事を推進。平山城址公園駅でエレベーターを設置するほか、永福町駅で橋上駅舎化を完了する。さらに引続き、芦花公園駅、百草園駅の工事を進めるほか、新たに、千歳烏山駅、東府中駅などで工事に着手。



○調布駅付近連続立体交差事業について、2012年度の完成を目指し、駅部での掘削工事を進めるほか、トンネル掘削機(シールドマシン)によるトンネル掘進を進める。



○笹塚以西の鉄道立体化については、代田橋―八幡山付近連続立体交差事業の事業認可・着手に向け、事業主体である東京都と都市計画手続きや環境影響評価などを進める。八幡山以西の鉄道立体化についても、早期事業採択に向け関係機関へ積極的に働きかける。


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京王グループ ウェブサイト


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