愛知環状鉄道では利用客が順調に増えいていることを踏まえて、今年度に2000系を増備する。
今回の増備車の外観はコーポレートカラーであるブルーの帯となり、客室内はセミクロスシートからロングシートになる。
▼車輌形式は同一ながら、従来車とは異なりコーポレートカラーのブルーの帯が配される2000系増備車。
イラスト:愛知環状鉄道プレスリリースより(下写真とも)
■エクステリア
メタリックシルバーの車体に、同社のコーポレートカラーであるブルーを基調とし
た帯を2本配置、都市鉄道にふさわしいスピード感と新鮮さが感じられるデザイン
となる。
■インテリア
ラッシュ時に対応するために現行のセミクロスシートからロングシートへと変更となるほか、シート中間部に握り棒(スタンションポール)を配置し、立ち座りを容易にするとともに、定員着席を促す。
シートのモケットの色もブルーを基調(優先席はグレー)とし、外装とマッチさせる
床敷物は現行のブラウン系からグレー系を基調としたツートンカラーに変更。また、出入り口部分は、イエロー系のマットを敷くことにより、周囲の床とのコントラストを確保し、容易に識別できるようにする。
この2000系増備車は2輌編成×2本の計4輌が新造され、2009(平成21)年春頃に営業運転を開始する予定となっている。
←客室内の座席はロングシートに変更される。