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デジタル一眼レフカメラ「ニコンD700」発表

2008.07.01

 株式会社ニコンイメージングジャパンは1日、12.1メガピクセルの自社開発の大型CMOSセンサー(撮像サイズ36.0×23.9mm)を搭載した、小型・軽量で高いコストパフォーマンスを実現したデジタル一眼レフカメラ「ニコンD700」を発表した。

 同機の主な特長は次のとおり。





■有効画素数12.1 メガピクセル ニコンFXフォーマット CMOSセンサー

 画質性能の評価の高い「D3」と同じ、画面サイズ36.0×23.9mmの「ニコンFXフォーマット」CMOSセンサーを採用。35mmフィルムの画面サイズに準じた広い撮像面積を持ち、低感度から高感度まで豊かな階調表現と高精細な描写を実現している。また、「D3」同様の12チャンネルによる画像信号の高速読み出し、14ビットA/D変換も継承されている。



■広範な撮像感度

 常用撮像感度は ISO200~6400と広範囲で、ISO6400でもノイズの少ない高画質を実現。さらにISO25600までの増感、ISO100相当までの減感も可能。さらに撮像感度の自動制御も可能となっている。



■高速性能

 起動時間は約0.12秒、レリーズタイムラグは約0.040秒(CIPA基準)と高速。連続撮影は最速約5コマ/秒、最大100コマまで可能。さらに別売のマルチパワーバッテリーパック「MB-D10」を装着することにより最速約8コマ/秒の高速連続撮影を実現している。また、新世代高速カードUDMAにも対応。



■高密度51ポイントAF採用のAFシステム

 「D3」同様に、51のフォーカスポイントを持つ、マルチCAM3500FXオートフォーカスセンサーモジュールを搭載。



■2種類のライブビュー機能

 ライブビュー機能に「手持ち撮影モード」と「三脚撮影モード」の2種類を搭載。ライブビュー時には液晶モニターのライブビュー画面に重ねて水準器表を表示することができ、カメラが水平になっているかを、映像を見ながら正確に確認することができる。



■インテグレーテッドダストリダクションシステム

 従来のニコン独自の複合的な対策に加え、イメージセンサークリーニング機能を採用。



■デジタル水準器搭載

 「加速度センサー」でカメラの左右の傾きを検出し、背面液晶モニターに表示することができる。また、上面表示パネル、およびファインダー内表示パネルの露出インジケーターで簡易表示も可能。



 価格はオープンプライスで、発売予定日は2008年7月25日となっている。

 また「AF-S VR Zoom-Nikkor ED 24-120mm F3.5-5.6G(IF)」をセットにした「D700 レンズキット」も発売する。こちらもオープンプライスで2008年7月25日発売の予定。



■問合先

 ニコンカスタマーサポートセンター ナビダイヤル 0570-02-8000

 携帯電話・PHS・IP電話等からは、03-5977-7033へ


詳しくはこちら


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