185系

資料館

1985年の都電荒川線(上)

2017.06.30
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▲大塚駅前に残る僅かばかりの併用軌道を行く7002。 1985.6 巣鴨新田ー大塚駅前 P:高橋一嘉
ootsuka2017.jpg 今でこそ営業用の車輌は5形式、車体は色とりどりの荒川線だが、1978(昭和53)年のワンマン化からしばらくは新7000形と7500形ワンマン改造車の2種類だけで、全て黄色に青帯で走っていた。初めての大きな変化は1984(昭和59)年、7500形の車体更新・冷房化であった。ちょうどその頃の、梅雨時のスナップである。
▲32年後の大塚駅前を行く8802。背後にそびえていたタワー式の駐車場が消えている。 2017.6 巣鴨新田ー大塚駅前 P:高橋一嘉
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▲飛鳥山を行き交う三ノ輪橋行の7009と早稲田行の7031と、池袋行の都バス。7009は冷改されることなく豊橋鉄道に譲渡され、3501となっている。 1985.6 飛鳥山ー王子駅前 P:高橋一嘉
asukayama2017.jpg 飛鳥山の歩道橋は当時も今も定番撮影地だが、明治通りへの高速道路建設と拡幅により、当時とは位置が変わっており、当時と同じ角度では撮影できない。また横断歩道も出来て電車の停車位置も変わっていることに気づく。この交差点と言えば土蔵のような飛鳥山郵便局がランドマークだったように思う。たしか、移転してからも建物はしばらく残っていたように記憶しているが、いまはそれもない。
▲32年後の飛鳥山を行く7707と池袋行の都バス。 2017.6 飛鳥山ー王子駅前 P:高橋一嘉
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▲更新されたばかりの7512。当初は集電装置はビューゲルのままだった。80年代の爆発的なヒット作となった”赤いファミリア”も懐かしい。 1985.6 飛鳥山ー王子駅前 P:高橋一嘉
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