185系

資料館

FS097 / 伊予鉄道サハ502

2010.01.14
 
574:FS097
FS097(サハ502)
軸距:2100mm 車輪径:860mm
軸箱支持:軸箱守(軸ばね) 枕ばね:空気ばね(ダイレクトマウント)

 伊予鉄道モハ300形電車の中間に連結されていたサハ502の台車交換用として1978(昭和53)年に製作された台車。相棒を組んでいたモハ303・304は一足早く1977(昭和52)年に新製のFS397に履き替え、高性能化(WN駆動)されており、対応するT台車がやや遅れて製作されたことになる。同型のサハ501はこの台車には履き替えなかったので、FS097は1輌分2台のみである。サハ500形は元東急サハ3350形、もともとは木製院電を鋼体化改造した車輌で、院電時代からの台枠に空気ばねの新製台車の組み合わせは実に興味深いものであった。
iyo_t502.jpg
長らく休車状態のまま古町車庫に留置されていたサハ502だが、ついに2008年暮に姿を消した。 2008.10.18 古町 P:高橋一嘉
参考文献
「住友金属の台車30」鈴木光雄(『鉄道ピクトリアル』№485所収/1987年 電気車研究会)
2010.1.14作成
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これまでに収録した伊予鉄道関連の台車

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