←その7 その9→門司港から伸びる臨港線。現在は休止中だが、北九州市と平成筑豊鉄道によるトロッコ列車運行の準備が進められている。2009年度からここを元南阿蘇鉄道のDLと元島原鉄道のトラ70000形が走ることになる。その臨港線沿いにしばらく歩いて海に出ると、真新しい歩行者専用の可動橋がある。「旧門司第一船だまり」の入口にかけられた西海岸可動橋「ブルーウィングもじ」である。橋の袂にある説明板。かなり詳しい。(拡大可)船だまりに定期的に発着する遊覧船は背が低く、開閉に関係なく出入りできる。(拡大可)開閉は1日6回。遮断機などはなく、開閉前には係の人が柵を締めにやって来る。開閉は観光的な意味合いが強いようだが、臨時に開閉することもあると書いてあるので、実際に船の出入りのための開閉もあるようだ。(拡大可)まず子橋が上がる。(拡大可)続いて親橋も。(拡大可)手前に見えるのが操作室のようだ。(拡大可)歩道橋とはいえ開くとそれなりに迫力がある。(拡大可)可動橋の西にある「海峡ドラマシップ」には九州電気軌道(のちの西鉄北九州線)1形電車が復元されている。車体は1/3程度のみながら台車(Brill27GE1)やGE製のコントローラなどは実物のようだから見逃せない存在である。(つづく)→バックナンバー