185系

資料館

FS357 FS057 / 東武鉄道6050系

2008.05.18
 
382:FS357
FS357(M台車/モハ6151)
383:FS057
FS057(T台車/クハ6251)
軸距:2300㎜ 車輪径:860㎜ 軌間:1067mm
軸箱支持:ミンデンドイツ 枕ばね:空気ばね

 1963(昭和38)年に登場した東武鉄道の日光線用快速電車6000系用として製作。東武形式はTRS-63M/TRS-63T。駆動装置は平行カルダン(中空軸)。8000系のFS356/FS056と同様に鋳鋼製台車枠を持つミンデン台車だが、外観上はM台車の基礎ブレーキ装置が踏面片押しになり(T台車は踏面両抱き)、軸ダンパを装備している点が異なる。
 6000系は1985(昭和60)年から車体新造により6050系に更新されたが、台車はFS357/FS057を引き続き使用。写真は6050系登場時のもの。なお、6050系でも新造車のグループはSUミンデン式のFS529/FS029を履いている。
A 6050 type train of Tobu Railway. A 1985 debut.
東武鉄道6050系:RailMagazine25号参照 1985.10 新栃木検修区 P:RM
参考文献
「住友金属の台車25」鈴木光雄(『鉄道ピクトリアル№476』所収/1987年 電気車研究会)
私鉄の車両24 東武鉄道』飯島 巌・卓はじめ・諸河 久(2002年 ネコ・パブリッシング)
LINK これまでに紹介した東武鉄道関連の台車
2008.5.18作成

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