← →TS-829A(両端M台車)TS-830A(連節部T台車) 1990年に誕生した江ノ島電鉄2000形電車の台車。江ノ電としては1979(昭和54)年登場の1000形以来、久々のフルモデルチェンジとなった2000形だが、台車の基本構造は1000形以来踏襲されており、形式は1000形が平行カルダン駆動となった1501+1551から採用されたTS-829/TS-830の改良型(枕ばね構造の改良および左右動ダンパの追加)となった。基礎ブレーキ装置はM台車が踏面片押し、T台車がディスクブレーキである。 なお、この台車は1997年登場の10形にも引き続き採用されている。軸距:1650mm 車輪径:860mm軸箱支持:軸箱守(軸ばね) 枕ばね:コイルばね写真:1990.4.17 極楽寺 RMスカートに自動連結器と、今とはちょっと違った姿の登場時の2000形。背後に見える極楽寺車庫の旧建屋も懐かしい。江ノ島電鉄2000形:RailMagazine80号参照 2006.6.28作成これまでに収録した江ノ島電鉄関連の台車TS-837B TS-838B