← → JR貨物初の“電車”であるM250系の中間付随車(T261・260形)が履くT台車。電車とはいえコキ車と代わらない外観を持つ完全フラットの中間車だが、台車は電車らしく軸梁式のボルスタレス台車で、高速走行に対応してヨーダンパ、アンチローリング装置を装備する。台車上が機械室や運転室となるM台車(FD130)が車輪径860㎜であるのに対し、台車上にコンテナを積むT台車は車輪径810㎜。空車時と積車時の重量差に対応するため、軸ばねは非線形特性を持つコイルばねを採用している。基礎ブレーキ装置は踏面片押しブレーキとディスクブレーキの併用である。軸距:2100㎜ 車輪径:810㎜軸箱支持:軸梁式 枕ばね:空気ばね(ボルスタレス)写真:2004.5.28 東京貨物ターミナル RMJR貨物M250系:RailMagazine251(2004年8月)号参照2006.1.28作成これまでに紹介したJR貨物形式の台車 FT1 FT2 FT12 FT130