クハネ581-21として1968年7月南福岡電車区に新製配備、1975年3月向日町運転所に転属する。1984年11月、国鉄小倉工場にて近郊型電車へと改造され419系米原方先頭車クハ419-5となり北陸本線で活躍する。他のクハ419は改造により前面貫通扉を閉鎖されたが、この車輌のみ前面貫通扉閉鎖を免れ原型に近い形を保っていた。また後付けの半円形タイフォンカバーも特徴的であった。2011年3月、521系の増備により引退した。 ’08.1.19 北陸本線 福井 P:楢井勝行