1952(昭和27)年に製作された国鉄最初の総括制御の電気式気動車キハ44000形(→キハ09)を液体式に改造、全車15輌がキハユニとなった。これとは別に液体式気動車キハ44500形(→キハ15)からの改造もあり、キハ44000(→キハ09)=キハユニ15 1〜15、キハ44500(→キハ15)=キハユニ15 16〜19となっている。湘南タイプの前面が特徴だが、うち4輌(1・4・11・16)が貫通型に改造された。写真のキハユニ15 7はキハ09 7を1958(昭和33)年に小倉工場で改造したもので、配置区は厚狭機関区。1975(昭和50)年に廃車となっている。 山陰本線 仙崎 ’74.3.18 P:中川一郎