EF65 1000番代6次車として1977年5月新製、新鶴見機関区に配備された。そして首都圏に残るEF13やEF15などの旧型電機を置換え貨物列車を牽引した。国鉄分割民営化後はJR貨物の新鶴見機関区所属となった。その後、常用減圧促進改造を受け赤いナンバープレートとなったが、原色原型を保つ車輌として高い人気を誇った。2012年5月、100km/hを超えて運転する車輌に運転状況記録装置を搭載する省令が発布され、最高速度95km/hに制限されたJR貨物所属のEF65 1000番代は2000番代に改番された。しかしEF65 1072はその対象から外れ、2012年6月休車、2014年2月廃車解体された。 ’08.3.30 東北本線 黒磯 P:楢井勝行