1932(昭和7)年製造のEF53 2。国府津区・沼津区・静岡区・浜松区などに所属し戦前から戦後にかけて東海道本線で活躍。1954(昭和29)年に高崎二区に転属、一時、東京区配置となるも高崎線を中心に使用された。1964(昭和39)年、瀬野八越えの補機用に改造、EF59 11となって瀬野機関区に配属、以後、西の函嶺のシェルパとして活躍する。1985(昭和60)年廃車。現在は碓氷峠鉄道文化むらでEF53 2のナンバープレートを付け保存されている。写真はEF66 2牽引の高速貨5050レの第一補機を務めるシーン。第二補機のEF59 8はもとEF53 7である。 ’78.3.15 山陽本線 瀬野-八本松 P:山下修司