1964年1月新製、モ1615+ク1715から成る名古屋線用一般車1600系2連最終編成(増結車を除く)である。1600系が装備する台車は多岐にわたり、1次車1601F~1605Fは短リンク式KD36台車、2次車1606F~1609Fは短リンク式KD30台車、3次車1610F~1613FはMc/長リンク式KD51B・Tc/短リンク式KD30Bであったが1614F・1615FはTcも長リンク式KD51Cとなった。写真のク1715からも長リンク式KD51Cの特徴が見て取れる。1983年3月冷房化と更新改造を受けた。1994年8月狭軌用台車・主電動機に履き替え、600系モ605+ク505となり養老線に転属した。しかし養老線での活躍期間は短く2001年6月に廃車となった。 ’81.7 名古屋線 伊勢若松-千代崎 P:楢井勝行■国鉄時代バックナンバーのご案内■わが国鉄時代バックナンバーはこちら現在『国鉄時代』はvol.1、vol.9〜21、vol.23〜25が品切れとなりました。他の巻も早めのご購入をお勧めいたします。電話でのご注文はブックサービス(株)0120-29-9625(フリーダイヤル)まで。